兵庫県の救急事情はすでに崩壊して久しいです。

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院長です。
連日の鬼のような兵庫県全域の個別搬送要請(救急受入困難に関する救急告示病院一斉通報要請)全てに受入〇を入れ続け、入院が出来ないこと・自宅看取りになる可能性もあること・往診医確保すらできない場合心肺停止時に当院が救急要請を受入死亡確認をすることを説明し、生き永らえてもらえるように当院として最大限の努力をし続ける覚悟と受入準備の心構えをし続けることに疲弊しています。
24時間この要請に〇を入れ続けるのは本当に辛いです。
その一方、発熱等新型コロナウイルス感染症を疑う症状で来院される患者様の中には、最近の行動歴を正確に話して下さらず、『どこにも行っていません。』とおっしゃり、検査の結果陽性に出て初めて『実は・・・・』とおっしゃる方もおられます。
どうか、一人ひとり危機意識をお持ちになって、医療者へのこれ以上の負担を助けてください。
そして、ご自身はワクチンを打っても、未だに発熱患者様や新型コロナウイルス感染症患者様の診察を拒否される一部の医療者の方々、どうか当事者意識を持って協力してください。なにも、入院させてくださいとまで言いません。せめて、医療者としてご自身にできる最大限の努力をしてください。
医療のすみ分けのため、この状況下で新型コロナウイルス感染症患者様以外の重症患者様を受け入れて下さっている一部の三次医療機関様は除きます。