新型コロナウイルス第6波による当院機能圧迫に関して夜間の受入体制のお詫び

新着情報

第6波により、連日個別搬送要請(救急要請受入医療機関がない場合のアラート)が昼夜問わず鳴り続けています。この1~2週間で、西宮・伊丹等遠方からの救急搬入も増えてきています。

兵庫県下全医療機関で個別搬送要請に対して当院だけが受入〇を入れることも珍しくありません。

 

また、土曜日午後・日曜日は特に、PCR検査を出来る医療機関もなく当院に発熱患者様が殺到しています。

 

この状況はMBS取材を受けた昨年第4波よりも酷い状況です。

当院としても最早すべての救急要請を受入れることは出来ず、個別搬送要請の受入れで体力精神力共削られており、夜間の独歩来院患者様を十分に診ることはできない状況となっております。

 

この状況下で、当院としては

 

●地獄の蜘蛛の糸のように細い1本でも、当院が個別搬送要請に受入〇を入れることにステータスを全振りします。(同時に複数件の個別搬送要請が鳴っている場合は優先順位をつけて〇を入れます。)

 

●大変恐縮ですが、それ以外の救急要請や夜間独歩来院(歩けて来院出来る方)患者様は翌日までご辛抱戴くか、他の〈発熱患者様以外の受入を行っている医療機関〉を受診されるようにご案内せざるを得ない場合があります。

 

非常に心苦しく、医師の本分として忸怩たる思いでこのような日々を送っていること、どうかご理解ご容赦賜れますよう何卒お願い致します。

 

皆様、少なくとも兵庫県の医療体制は破綻しているように見えます。どうか無病息災にお気をつけください。