インフルエンザと診断された患者様への注意事項です。
●熱の高さは、それが38℃であろうと39℃であろうと40℃であろうと、熱の高さ自体が重症度を表したり肺炎の合併を示すわけではありませんので、高熱に焦らないでください。
●熱より重要なことはしっかり食事水分を摂ることです。特にお子様は肝臓が未熟ですので、食事水分(特に糖分・水分)が不足すると、ケトンが身体に蓄積し、吐きます。しっかり食事水分を摂ること、熱のせいで食欲がなければ解熱剤を使用して少しでも楽になり食事水分を摂ること、ぐずってしまって食事摂取不良なら、ヤクルト/ヨーグルト/ゼリー/プリン/ジュース/果物/アイスなどなんでも良いですので糖分と水分を含んだものを少量ずつでもしつこく頻回に摂ることを重要視してください。
●何℃のお熱であろうが、1週間以内に37℃台まで改善し症状改善すれば慌てる必要はありません。逆に38℃以上が1週間以上続いたり、ゲホゲホではなく、肩で呼吸をするようなゼ~ゼ~する呼吸や意識障害があれば必ず再診連絡をしてください。
●出席(出勤)停止期間は【発症後5日(120時間)以上経過 かつ 解熱後2日(48時間)以上経過】です。