当院の感染症患者様導線について気付いたこと。

先程書き込んだ新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染に関して。

兵庫県では一般医療機関において『発熱しているなら来ないでくれ』というお断りが発生していると耳にしており、先日から当院開院時においてコロナ問題が終息していない場合の受入体制について設計図面を見ていて気付いたのですが・・・

当院では例年のインフルエンザ流行時期に備え、【感染待合診察室】を用意していました。あくまで例年のインフルエンザに備えたもので準備していたのですが、良く見直してみると、衝立などの配置により裏口から感染待合診察室へ直行出来、かつ、検尿検体などを提出するトイレについても他の患者様と隔離した状態で提出できる構造になっていることに気づきました。

予め感染待合診察室の設計をお願いしておいて良かったと思うと同時に、設計士様の先見ある設計に感謝しています。
この設計士様を探すのが、実は大変だったんだなぁ。
兵庫県では救急クリニックなんてものを設計した設計士様はもちろんいらっしゃらず、建築士協会まで電話して問い合わせたのを想い出します。本当に良い設計士様に出会えてよかった。

もちろん、構造だけでなくシステムも構築しなければいけませんが。これについてもしっかり考えていきたいと思います。