先週くらいから、救急要請受入医療機関が見つからない際の個別搬送アラートが昼夜問わずに鳴り響き出しましたが、ここ数日第4波同様、当院に西宮や伊丹などかなり遠方からの救急搬入が始まりました。
中には中等症Ⅱ以上の入院を必要とする患者様も出始めており、
【オミクロン株の重症化リスクが低いと云えど、感染者絶対数が多くなると重症者数は当然増えて医療機関は破綻する】
のを目の当りにしています。
さらに質の悪いことに、第4波は私見でいうとコロナを診ている医療機関が破綻していたのに対し、この第6波はコロナ発生者数の数の暴力により医療全体が破綻しているように感じています。
実際、当院でも特に土曜日午後・日曜日は発熱者外来があふれかえっており一般救急を受け入れることが困難になる日が増えています。
どうか皆様、無病息災にお気をつけください。